お元気ですか?
2か月ほど前になりますが、あじさいで同期の玉田七瀬がケニアに遊びに来てくれました。ちょうどケニア隊員60名程で、大きな子供向けのイベントを開催した時期だったので、彼女も一緒にイベントを手伝ってくれました。
震災の直後だったため、「pray for JAPAN」のTシャツを着て、日本への応援メッセージも書いてもらいました。
サバンナの真ん中で、迷子になって死ぬかと思った自転車サファリやケニアでの漁師体験、マサイとのダンス、ケニアの大地と朝日とライオン・・・ガッツリ髪を編み込んで、アフリカケニアを十分満喫していました。
私も久々に楽しい時間を過ごしました。
ケニアに来て早1年・・・。
私の活動を少しご紹介します。
私の任地は、ケニアの中でも最もHIV感染率の高い州です。
感染率は約23%、日本の感染率は1%にも満たない事を考えると、この数字の高さが分かります。
HIVの診療に並ぶ患者さんは毎日100人近くにも及び、HIVで亡くなる方、両親を亡くした子、子供を亡くした親・・・数えきれない数になります。
そんな中で私はHIVの母子感染予防に焦点を置いて活動しています。
ケニアでの母子感染率は約30%、万が一赤ちゃんがお母さんからHIVを貰って産まれてきた場合、半数近くの子供は2歳を迎える前に亡くなってしまいます。
ただ、適切な治療とケアを受けていればこの数字は2%にまで抑える事が出来ます。
しかし多くのお母さんたちは病院から遠く離れた村に住んでいて、病院に行く交通費が払えなかったり、トランスポートが十分になかったり・・・。
病院に行かずに自宅分娩をし、知らない間に赤ちゃんにHIVが感染していた・・・というケースが少なくありません。
今私が行っているのは、地域にボランティアで活動している「コミュニティヘルスワーカー」と呼ばれる人たちの力を借りて、遠隔地域に住むお母さんたちにこちらからアクセスしようという試みです。
彼らは地域の健康促進のために活動する、コミュニティから選ばれた人たちです。
ただ何の医療資格もなく、出来る事は限られています。
彼らにHIVカウンセリングとテストができる免許資格を取得してもらい、彼らが村人たちの自宅に赴き、HIVカウンセリングとテストが実施できるようトレーニングをしました。
母子感染の第一歩は、お母さんがまず自分がHIVに感染しているか否かを知ることです。
そこから初めて治療にアクセスさせる事が出来ます。
これによって、少しでも知らないうちに子供がHIVに感染していた・・・というケースが減らせたらいいと願っています。
まだまだやりたい事たっくさん。
あと1年、どれだけの事ができるのやら・・・出来る範囲でやれるだけの事は精一杯やってみたいと思ってます。
ようやく雨の降り出したケニアより

▲写真:子供フェスティバル全体写真(日本の応援メッセージと)

▲写真:日本への応援メッセージ

▲写真:子供フェスティバル

▲写真:玉田七瀬

▲写真:死にかけた自転車サファリ

▲写真:マサイとジャンプ

▲写真:コミュニティーヘルスワーカーのトレーニング

▲写真:赤ちゃんと
加藤 由美
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