


1年生の後期に、身体障害者施設で介護実習をしました。利用者様は年齢層が幅広く、障害もさまざま。どう関わればいいかわからず、最初は全くコミュニケーションがはかれなかったんです。すると落ち込む私に職員の方が、「相手の話を聞こうとするのではなく、まず自分のことを話してあげて」と一言。
それからは意識を変え、自分から積極的に挨拶するようにしました。さらに自分の事を話しはじめたら、少しずつ意思疎通が図れてきたんです。きっかけは、自分から創り出すもの。信頼を得るためには、自ら一歩踏み出す勇気も必要なことを知りました。

信頼関係が築けてからは、利用者様とたくさんお話ができました。
ご家族のことや思い出話など、言語障害の方とも文字盤を使ってコミュニケーション。ある女性の利用者様は、人生の先輩として“女の幸せ”についても教えてくださいました(笑)。
この実習で気づいたのは、今まで自分が障害者の方を特別視していたということです。介護を通して、話題も考え方も私たちと変わらないことを知りました。そんな先入観にとらわれていたのは、日常生活で障害者の方とお会いしたり、情報を得たりする機会が少ないからだと思います。
今後は、この経験を活かし、少しでも社会との橋渡し役になれたらと考えています。
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